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7月 マスカット・オブ・アレキサンドリア

2008年07月03日(木)  カテゴリー:  

高級ブドウの女王、マスカット・オブ・アレキサンドリア

マスカット・オブ・アレキサンドリア

紀元前から栽培が行われてきたという古い品種にもかかわらず、現在でも高級ブドウの代名詞、マスカット・オブ・アレキサンドリア。

透き通るようなエメラルドグリーンの果実、マスカット香と呼ばれるさわやかな香りと強く上品な甘みが特徴で、「陸の真珠」「ブドウの女王」とも呼ばれています。この完成された味わいを取り入れることを目的に、近年以降、数多くのブドウの品種改良にも使われています。

エジプト生まれのブドウを晴れの国で

マスカット・オブ・アレキサンドリアの原産国は、エジプト。あのクレオパトラも、この美しいブドウを愛したのだそう。

日本とはかけ離れた気候で生まれたこのブドウが日本に上陸したのは、明治時代のこと。それから全国のブドウ産地がマスカット・オブ・アレキサンドリアの栽培に挑戦しましたが、成功したのは国内では唯一、岡山だけでした。現在も、日本での生産量の9割以上が岡山で作られています。

岡山は「晴れの国」と呼ばれるとおり、降雨量が少なく、年間の日照時間が長い温暖な土地。エジプト生まれのマスカット・オブ・アレキサンドリアにとって、その条件はまさにピッタリだったのです。

ブドウ農家の人々の手間と技術の結晶

しかし、その岡山ですら、マスカット・オブ・アレキサンドリアを根付かせるには非常な苦労をしたといいます。

現在では露地栽培も行われていますが、栽培の中心はガラス温室での加温栽培。ブドウの中でもっとも難しく手がかかると言われるこの品種を、岡山のブドウ農家の人々は、冬の間も暖かく温めた温室の中で、ていねいにていねいに育てます。

岡山でマスカット・オブ・アレキサンドリアの栽培が始まってから120年、岡山のブドウ農家の人々の努力と技術があってこそ、いまもこのブドウが岡山で育て続けられているのです。

風格ある味わいは果物王国岡山の誇り

温室で作られたマスカット・オブ・アレキサンドリアは5月から8月にかけて出荷されますが、旬は7月から。

さまざまなブドウを食べる機会のある岡山っ子ですら、マスカット・オブ・アレキサンドリアはやはり別格に扱います。種のないブドウや巨大な粒のブドウがもてはやされる風潮の中でも、2千年以上もの歴史を持つこのブドウは、いまも高級ブドウとして現役の風格を保っています。


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